このブログでは、健康に暮らしていくために必要最低限の栄養学、
そして、効率よく栄養を摂取できるレシピを公開していきます。
今回は、数ある栄養素の中でビタミンに絞ってお話ししていきたいと思います。
みなさん、ビタミンと聞いて思い浮かべることはなんでしょうか?
「なんとなく体に良さそう」や「なんとなく体に必要なもの」
という認識の方が、多いのではないでしょうか。
まずは、ビタミンが体にどうして必要なのか、どのような効果が見込めるのか
について話していきたいと思います。
まず、そもそもビタミンというものは、主にエネルギーを生み出すためのサポーターのような役割と、体の機能を保つ役割があります。
ビタミンは大きく分けると二つに分けることができます。
1・水溶性ビタミン
血液などの体液に溶け込んでいるビタミンで、含まれるのはビタミンB群と
ビタミンCの全9種類からなります。
必要量を超えた場合、尿と一緒に排出されるため蓄積されることはないが
その分、不足には注意したいものです。
大量に必要なわけではありませんが、食事が偏ってしまっていると
もう1種類のビタミンよりも足りにくくなってしまいます。
2、脂溶性ビタミン
ビタミンA・D・E・Kの4種類です。4つDAKE(だけ)と覚えていただけるといいと思います。
粘膜や骨、血液など体を構成する要素の健康を保つものが多い。
水溶性と違いとりすぎると体内に蓄積されるので、過剰症には注意が必要。
脂溶性というだけあって油には溶けやすいので、
油と一緒に摂ると吸収率が高まります。
今回のブログでは脂溶性ビタミンの4つについてお話ししていきたいと思います。
ビタミンA
粘膜の健康に関わるビタミンです。
粘膜には外部からの遺物侵入を防ぐ役割があります。
なので、ビタミンAが不足すると風邪をひきやすくなったりします。
また夜に見えづらくなる、夜盲症と呼ばれるものになってしまう可能性もあります。
レバーなどの動物性食品に多く含まれていますが吸収量の上限がそれほど多くないので、
取り過ぎには注意しましょう。
緑黄色野菜に含まれるβカロテンは、ビタミンAに変換されます。
足りていない分が変換されるだけなので取りすぎるということはありません。
過剰摂取は、胎児の先天異常のリスクがあり、妊婦の方で鉄分を取りたい方は
ほうれん草などから摂ることをオススメします。
ビタミンD
骨の健康に関わっていて腸内にてカルシウムの吸収を助けている。
不足すると骨が脆くなる可能性があります。
太陽光を浴びることによって体内で生成できますが日照時間が短くなる冬や在宅ワークの方は、
意識的に摂ることをオススメします。
魚介類やキノコ類に含まれています。
脂質と一緒に摂ると吸収率が高まりますが、魚は魚自体に脂質が含まれているため
それほど気にする必要はありません。
きのこに関してはソテーにして食べたり、茹でた後にドレッシングをかけて
食べると良いでしょう。
ビタミンE
血管の健康に関わるビタミンです。
毛細血管の萎縮や、血流を促す働きがある。
さらに、抗酸化作用もあるため美容に気を遣っている人、
冷えが気になっている人は摂りたい栄養素です。
先ほど紹介したビタミンA、C、Eはすべて抗酸化作用があり
この三つを一緒にとると、相乗効果によりさらに効果が高まります。
アーモンドやアボカドに豊富に含まれている。
ビタミンK
血液の凝固に関わっている。
怪我をした時に、かさぶたができるのは、ビタミンKのおかげなのです。
また、カルシウムを骨に取り込むサポートをしている。
不足すると出血が止まりにくかったり、
骨がもろくなったりしてしまいますが、
極端に偏った食生活でなければ補足の心配はないと思います。
納豆にたくさん含まれており、
そのほかには、ほうれん草や小松菜など
緑の濃い野菜に含まれたいます。
今回はこの辺りで終わろうと思います。
初心者でつたない文章ですが、見ていただきありがとうございました。
次回は水溶性ビタミンについて話していきたいと思います。
次回をお楽しみに!!!!
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